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平成16年度表彰事例

社団法人中央畜産会主催の平成16年度畜産大賞業績発表・表彰式は2月7日、東京都港区の虎ノ門パストラルで開催された。同賞は平成10年度から農林水産省、日本中央競馬会、財団法人全国競馬・畜産振興会の後援を得て実施されており、今年で7回目。農業・畜産関係団体、研究団体等から推薦された優れた事例を「経営」「指導支援」「地域振興」「研究開発」の部門ごとに設けられた審査委員会で慎重に審査を行い、最優秀賞と優秀賞を選定。さらに最優秀賞の中から、中央全体審査委員会において社会的意義や今日的課題などからみて、もっとも優れていると認められる事例を「畜産大賞」として表彰しているもの。 当日は受賞者をはじめ、加治屋義人・農林水産大臣政務官、高橋政行・日本中央競馬会理事長、渡邊五郎・全国競馬・畜産振興会会長、山本徹農畜産業振興機構理事長ら来賓、畜産関係者、報道関係者ら約300人が見守る中、小里貞利会長から受賞者に賞状、トロフィーが授与された。

平成16年度畜産大賞業績発表・表彰式は、まず主催者を代表して中瀬信三・中央畜産会副会長があいさつに立ち、この事業の趣旨を説明するとともに、事業実施に当たり優秀事例の選定、推薦などで協力を得た道府県畜産会、中央団体、さらに甲乙つけがたい優秀な参加事例から表彰事例を審査・選定した審査委員会の各委員に対して謝辞を述べた。

中央全体審査委員会の栗原幸一委員長による審査講評、各部門の最優秀賞受賞4事例の業績発表と続き、休憩をはさんで表彰式に移る。畜産大賞1事例、最優秀賞4事例、優良賞4事例の代表者に小里貞利会長から賞状、副賞の目録、トロフィーが授与されるたびに大きな拍手が送られた。

来賓祝辞では、島村宜伸・農林水産大臣の祝辞を加治屋義人・農林水産大臣政務官が代読した。その中で島村農相は「わが国畜産業は安全で良質な畜産物を安定的に供給するという重要な使命を担うとともに地域社会の活力を維持するなど極めて重要な役割を果たしている。一方で、近年、BSE感染牛の発生や、国際化の進展に伴う安価な外国産畜産物の輸入が増加するなど、わが国の畜産業を取り巻く環境は一層厳しいものとなっている」と現状を分析した上で、「『食料・農業・農村基本計画』、『酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針』『家畜改良増殖目標』の見直しを行っており、取りまとめに向けてさらに検討を深め、わが国畜産の持続的発展に資するものにしたい」と農林水産省の畜産諸施策状況を説明した。さらに17年度予算に触れ、「大きな目的ごとに補助金を統合・交付金化することとし、その中で畜産の振興については『強い農業づくり交付金』等により、地域畜産の育成強化を図る諸般の対策を講じていきたい」の述べ、「今後ともわが国畜産のさらなる発展と充実を実現していくためには関係者の理解、協力が必要不可欠であり、本日受賞の栄誉に浴された皆さま方はその優れた業績を生かし、わが国畜産の牽引役として一層の活躍と畜産業の構造改革の大きな原動力となってほしい」と激励した。

また小里会長は「受賞された方々の優れた業績は、わが国の畜産に関係する多くの人々を励まし、その内容は将来に希望と示唆を与えてくれるものばかりである」と称賛し、「今後、受賞者を手本として、さらに多くの優れた事例が引き続き生まれてくることを期待するとともに、受賞者は今後とも畜産の牽引役を引き続き担っていただきたい」と期待を述べた。さらに「今年も国内外的に不安定な社会情勢が続くことが予想され、乗り越えなければならないいくつかの課題に直面している。これまで畜産経営は幾多の難局を経験してきたが、関係者のたゆまぬ努力により、1つ1つ乗り越えて、今日の畜産がある。中央畜産会は関係者と一丸となって今後とも全力を傾注して各課題の解決に取り組んでいく。私もわが国の畜産を負う者として力のあらん限り頑張っていく」と力強くあいさつした。

表彰式後受賞者を囲んで交流会も開かれた。

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